薬のインターネット販売について

2014年9月26日 19時57分 | カテゴリー: 活動報告

区議会の傍聴に訪れた友人と

体調が思わしくないとき、風邪薬や胃腸薬などを薬局で買い求めて飲むのはごく普通のことですが、今年6月から薬事法の改正によって一般用医薬品、いわゆる市販薬をインターネットでも購入できるようになったのはご存知でしょうか。

 この薬事法の改正に関連した条例改正の議案が24日の区議会総務財政委員会で審査されました。

 一般用医薬品を安心して購入し、安全に利用するためにインターネット販売は許可を受けた薬局、薬店しか行うことができません。

 購入を希望する人は年齢、性別、副作用歴、妊娠中かどうか、授乳中かなど確認事項を連絡し、販売者はこれを受けて用法、注意点、質問の有無等の情報提供事項を利用者に提供、購入希望者は再質問がない旨を連絡、そのうえで販売者が医薬品を発送するというしくみです。

 このしくみは消費者にとってプラスとマイナスの両面があります。島しょや過疎地域、あるいは病院に行けない人にとっては待たれていたシステムです。その一方、この規制緩和には対面販売でない「匿名性のもつ危うさ」の問題があります。医薬品には効能だけでなく副作用もあることが十分伝わった上で使用されるのか、不安がぬぐえません。

 それだけにこれからは安全性の確保がもっと重要になってきます。区民の安全を守るべき身近な自治体の区の責務を問う質問に対して、区は「店舗販売のチェックを行っています」と答弁しました。

 販売者への監視指導を強化するのも大事ですが、それと同時に、薬の正しい飲み方を区民が学ぶ機会をもっと設けることも必要ではないでしょうか。簡単・便利と自分の体を大事に大切にすることは両立しない場合もあると思います。