女性も男性もみんなが生きやすい社会のために、これからの働き方や社会政策はどうあったらよいか? その2

2014年6月16日 08時04分 | カテゴリー: 活動報告

 

生活者ネットの宣伝カーとともに荻窪駅南口で遊説 6/15

保育所待機児童の解消、子どもに優しい保育環境の整備は第一に解決すべき、喫緊の課題ですが、男女がともに子育てを楽しめる環境づくりのためには男性の働き方を見直すことも急務です。厚生労働省の最新の調査によれば、全国の民間企業における男性の子育て休暇取得率は1.89% と低く、仕事と子育ての両立を支援する制度があっても利用に踏み切れない現状が表われています。さらに、超高齢社会の到来により、仕事と介護の両立も課題 となっており、働く男女にとって、ワークライフバランスの実現は、まさに時代の要請であることがわかります。介護は突然やってきて、いつ終わるのかわからない、しかし重要なだれもが直面する問題です。男性の子育て休暇取得への理解と同様、職場全体の問題として捉え、労使が、そして職場の仲間同士が理解を深めあうことが必要 です。

同時に、女性の社会参画を阻み、少子化が進むもう一つの要因に男性の長時間労働があります。コストの高い残業時間は、利益を明らかに圧迫しますし、過剰な労働は心身の健康を害します。主婦優遇策による103万円、130万円の壁も女性の能力を十分引き出すことのできない、もはや古い制度です。

労働力人口が一層少なくなるこれからは、むしろ労働時間に制限のあるメンバーをこそ リーダーとすることも必要でしょう。短時間で効率よく互いがカバーしあって成果を出しあい、生み出される時間を地域で、子どもを通じてつながりをつくるこ とに回す、あるいは介護の情報が集まっている「ケア24(地域包括支援センター)」や市民講座にでかけてみるなど、休息や自己啓発などに振り向けてはいかがでしょうか。

人口減少社会が現実のものとなり、杉並区でも30年後には、65歳以上の高齢者が人口の4割を占めると推定されています。女性も男性もそのライフステージに合わせ、メリハリのある労働環境に転換する、仕事と生活が調和した働きやすい環境の整備が、《活力のある安心のまち・すぎなみ》の実現につながると考えます。